誰でもおこる尿漏れ
誰でもおこる尿漏れ
排尿日誌をつけ、受診を
男性・女性を問わず、中年になると尿漏れの問題に悩むようになります。
特に女性は、更年期との関係で尿漏れに悩む方が多いようです。
下記は、尿漏れの悩みに婦人科の教授が回答しているものです。
<質 問>
1ヶ月に数回、尿漏れ
今年初めから、1ヶ月に数回、気づかないうちに尿が漏れるようになりました。
朝目覚めると漏れている時もあります。
昼間から眠さや不安が募ったりもして、楽しみが見いだせません。(50才女性)
<回 答>
女性は50才前後になると、卵巣の機能が衰えてきてエストラゲンという女性ホルモンの分泌が減り始めます。
そのため、生理不順や顔のほてり、さらに、やる気がない、不安感が強いなど閉経期前後の更年期障害による症状が現れることがあります。
この方の尿漏れ(尿失禁)も、更年期障害のひとつと言っていいと思います。
尿漏れは、出産直後や更年期以降にその頻度が増えていきます。
わが国では、更年期女性の約30%に認められ、70才では約60%の女性にみられます。
ご質問者のケースは、おなかに力がかかることで起こる腹圧性尿失禁と考えられます。
笑ったり、せきをしたり、物を持ち上げたりしても起こることがあります。
尿漏れはこのほか、トイレに着くまでに我慢ができなくて漏れる切迫性尿失禁や腹圧性と切迫性の両方の要素がある混合性などがあります。
更年期以降に尿漏れが多く現れる理由は、エストラゲンの低下で尿道括約筋や骨盤底筋が緩くなったり、弱くなったりするためと考えられています。
治療は骨盤底筋などを鍛える運動療法やエストラゲンを補うホルモン補充療法、外科的に尿漏れを防ぐ手術療法など症状に応じて様々な方法があります。
まずは、産婦人科か泌尿器科での正確な診断が必要です。
受診の前には、排尿日誌を1週間つけることをお勧めします。
トイレで排尿した時間、少量の尿漏れを起こした時間と、その理由を記録しておくのです。
尿漏れのタイプを医師が判断するための参考になります。
軽い尿漏れや残尿が気になる方に!
・咳やクシャミ、笑った拍子に尿が漏れる・・・。
・小便が我慢できず、トイレに間に合わない・・・。
・おしっこのキレが悪く、パンツを濡らす・・・。
・睡眠中や気づかないうちに尿が漏れている・・・。
こんな“軽い尿漏れ”で悩む必要などありません。
まして、おむつなどはまだまだ不要です。
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尿漏れ対策商品
<女性用>
25cc吸収
<男性用>20cc吸収
180cc吸収
<尿漏れ対策・商品一覧>