長寿の秘訣 ほどほど養生訓
なにごとも「ほどほどに」
病気になってから治療に専念するより、予防に力を注ぐ方がはるかに効果が高いことが分かりました。
私達の体には自然の健康力が備わっていて、「ほどほど」の生活をすることで、その力が最も発揮されるようです。
ほどほど養生訓
(1)毎日30分の運動で病気予防
習慣的に運動をしていると、体内で
・血圧が下がる。
・LDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪、血糖値が低下する。
・過剰なインスリン分泌が抑えられる。
・がんの発生を抑える遺伝子が活性化される。
運動で体質が改善され、心臓病、脳卒中、がん予防につながると期待されます。
激しい運動ではなく、ウォーキングなら汗をかく程度のスピードで十分。
(2)野菜は1カップ以上、果物はリンゴ中玉1個以上を毎日食べてがん予防
アメリカで野菜、果物の摂取量とがんによる死亡率との関係を調べるため、約6000人を35年間追跡調査した結果野菜と果物を最も食べていたグループは、最も食べていないグループに比べて、がんによる死亡率が35%少なかった。
野菜や果物に含まれる抗酸化物が、がんの予防に有効なことが分かりました。
がんは生活習慣病なので食生活を改善すれば予防できます。
生野菜サラダもいいですし、加熱調理は栄養素が崩れるのを防ぐため最小限に。
果物はバナナ1本、オレンジ1個でも構いません。
(3)極端に濃い味付けは控えて
しょうゆやソース、マヨネーズなどをかけ過ぎず薄味を心がけて。
(4)軽いお酒を1日1杯が長生きの秘訣
アメリカでアルコール摂取量と寿命の関係について、約50万人を9年間追跡調査したところ、男女とも「ほとんど飲まない」人よりも、「毎日1杯」のアルコールを飲んでいる人の死亡率が最も低かった。
1杯のアルコールを楽しむ心のゆとりが長生きの秘訣なのかもしれません。
お酒でなくてもコーヒー、紅茶など好きな飲み物で構いません。
夕食時にホッと一息ついて心身をリラックスさせると血圧も下がります。
(5)はやりの健康法に飛びつかない
にわかに評判を呼んだ健康法の大半は不健康の元。
俗説に振り回されないよう見極める力も必要です。
サプリメントの過剰摂取も無駄です。
<日常の健康管理・健康情報>
醤油スプレー ストレッチャー ブルフット 清涼枕カバー