認知症の代表的な症状に「物忘れ」があります。

加えて、アルツハイマー型認知症では、時間や場所が分からない見当障害などの症状も現れます。

また、レビー小体型認知症では、急に、ボーっとしてしまうことがある、認知機能の変動。

周りの人に見えない物が見える幻視。

筋肉のこわばりや動作が遅くなるパーキンソン症状なども見られます。

患者さんによっては他にも色々な症状が出てくる可能性があります。

三大認知症といわれ、全体の８５％を占めている。

老人班や神経原線変化が海馬を中心に脳の広範に出現する。

脳の神経細胞が死滅する。

海馬を中心に脳の委縮がみられる。

物忘れ

認知機能障害（物忘れ等）、物盗られ妄想、徘徊、とりつくろい、など

記憶障害がらはじまり広範な障害へ徐々に進行する。

レビー小体という特殊なものができることで、神経細胞が死滅する。

はっきりした脳の委縮はみられないことが多い。

幻視、妄想、うつ状態、パーキンソン症状

認知機能障害（注意力・視覚等）、認知機能の変動、幻視・妄想　うつ状態、

パーキンソン症状、睡眠時の異常言動、自律神経症状、など

調子の良い時と悪い時をくりかえしながら進行する。

ときに急速に進行することもある。

脳梗塞、脳出血などが原因で、脳の血液循環が悪くなり脳の一部が壊死する。

脳が壊死したところが確認できる。

物忘れ

認知機能障害（まだら認知症）、手足のしびれ・麻痺、感情のコントロールがうまくいかない、など

原因となる疾患によって異なるが、比較的急に発症し、段階的に進行していくことが多い。