血糖値を下げる玉ねぎ
1日1/4個の玉ねぎがインスリンの働きを活性化
血糖値を下げる玉ねぎ
糖尿病に効果的と考えられている食物の中でも「玉ねぎ」は血糖値を下げる作用があるという報告されています。
玉ねぎを包丁で切ると、目にしみて涙が出てきますが、それはイソアリインという辛味成分によるものです。
このイソアリインが玉ねぎの効能の正体で、血糖値を下げるインスリンを補助するように働きます。
玉ねぎを血糖値改善のために摂取するのであれば1日50g以上が必要です。
具体的には普通の玉ねぎの1/4程度の量です。
玉ねぎは加熱調理しても生で食べても効果に違いはありませんが、注意するのは水にさらすこと。
玉ねぎを水にさらすと有効成分・イソアリインが溶け出してしまいます。
スープ類であれば、溶け出したイソアリインも一緒に摂ることができますが、水にさらして絞ったオニオンスライスなどでは血糖値を下げる効果は期待できません。
辛味が苦手な方は、電子レンジで1~2分調理するか、野菜炒め等で食べるようにしてください。