老人性白内障予防には、ビタミンCが効く
厚生労働省研究班の調査結果より
50歳代以降から多くなる老人性白内障の発症率は、食事からのビタミンC摂取量が多い人ほど低くなることが、厚生労働省研究班の調査結果で明らかになりました。
この調査は、全国約14万人を対象に食事などの生活習慣をあらかじめ把握しておき、その後の長期追跡でがんや心筋梗塞、糖尿病、白内障などの発病との関連を調べているものです。(多目的コホート疫学調査といいます。)
今回の研究では1995年の調査データをもとに、45~64歳までの男女約4万人をビタミンCの摂取量で5つのグループに分け、5年間の追跡調査で白内障の発病リスクを比較しました。
この期間内に、男性110人、女性187人が白内障の手術を受けていましたが、ビタミンCの摂取量が多いグループほど白内障の発病頻度(手術を受ける比率)が少なかったです。
ビタミンCの摂取量が最も多いグループの発病リスクは、最も少ないグループに比べて、男性では30%、女性では36%低くなっていました。
白内障は、カメラのレンズにあたる水晶体が濁り、徐々に視力が低下する病気です。
糖尿病やアトピー性皮膚炎、緑内障など他の眼疾患、薬の副作用、遺伝などから来るものもあるが、最も多いのが50歳以降の健康者に発病する、いわゆる老人性白内障です。
高齢化に伴って年々増えて、今や推定160万人以上がかかっており、年間約20万人が白内障の手術を受けているといいます。
加齢による水晶体の混濁は、水晶体を構成する蛋白が酸化によってダメージを受けることが主な原因と考えられています。
食事から摂取するビタミンCによって、眼内のアスコルビン酸濃度が高まり、水晶体の酸化ダメージを予防することが実験で示されており、また欧米ではビタミンCなどの抗酸化栄養素の摂取と老人性白内障発症率との関係について追跡調査した報告が多数ります。
今回の研究で、日本人でも食事からのビタミンC摂取が老人性白内障の発病を低下させる可能性があることが分かった言えます。
しかし、サプリメントによるビタミンCの補給が老人性白内障を予防するかどうかは、まだ正式に証明されたわけではありません。
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