慢性関節リウマチ
働き盛りの女性に多く、ストレスが関連し発症
全身の関節に広がり筋力も低下
慢性関節リウマチは女性に多い
働き盛りの女性に多く、ストレスが関連し発症。
膠原(こうげん)病という全身の結合組織に炎症を起こす病気のうち、関節炎だけを主な症状とするものを慢性関節リュウマチといいます。
慢性関節リウマチは関節の潤滑油を供給する滑膜(かつまく)が炎症を起こし、炎症が広がると関節軟骨が破壊され、さまざまな機能障害を起こす病気です。
炎症は、自分と自分でないものが区別できなくなり自分の体の一部を敵とみなして排除しようとする「免疫機構の異常」によって起こる全身的なもので「自己免疫疾患」といいます。
約8割が女性で、40代にもっとも多くみられます。
なぜ女性に多いかは明らかになっていませんが、過労や睡眠不足、精神的ショック、妊娠・出産の後に発症するケースが多くストレスが関係すると考えられます。
症状は関節の痛み、腫れ、赤み、こわばりなどが、まず朝方に手足の指に起こり足首や手首、膝 、股関節など全身の関節に広がり筋力も低下します。
関節以外にも全身症状として微熱や体重減少などが現れます。
さらに症状が進むと炎症により貧血が起こったり腎臓や肺などの臓器にも障害が生じます。
<慢性関節リウマチの進行>
(1)手のこわばり・関節痛・腫れなど。
(2)筋肉が萎縮し関節が破壊され、拘縮や変形がはじまる。
(3)指が関節で反ったり曲がってずれたり変形して機能しなくなる。
関節以外の症状も現れる
体重減少・微熱(37℃)・倦怠感
↓
全身的炎症のため、腎臓や肺などの病気に
治療法
慢性関節リュウマチの治療は、病気の進行を抑えるとともに関節の痛みやこわばりを取り除き機能障害を改善することを目的とします。
痛みに対しては痛みの種類に合った治療が行われます。
<慢性関節リウマチの治療>
基礎治療
・ストレスをためない
・肥満の解消
・寒冷・湿気を避ける
理学療法(運動療法)
・リハビリテーション
薬物療法
・鎮痛剤
・消炎剤(ステロイドなど)
・抗リウマチ剤
外科療法
・人工関節置換術
・滑膜切除術
リハビリテーションは動く範囲が狭くなった関節の動く範囲を広げる訓練や筋力強化の体操、歩行訓練などが基本となります。
「慢性関節リウマチは一生治らない」と思っている人が多いようですが、早期の発見・治療により2割の人は寛解(症状がほとんど無い状態)し、多くの人が普通の生活を送ることができるようになります。
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